ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

(3時間の電話で)子供達に会いたいか?

「死んだ後は、子供達に連絡がいくと思う」というおじいちゃま。「遺族年金も支給されるし」というので、遺族年金は、生計を共にしていた遺族に支給されるものなので、支給されないという話をすると、とてもがっかりした様子でした。おじいちゃまは、離婚し…

(3時間の電話で)お兄さんのお骨

おじいちゃまに「ほっといてくれ」だのなんだのと言われながらも、私もYちゃんも迷惑だなんて少しも思っていないし行政に処理してもらって無縁仏でいいとか言うおじいちゃまに、おじいちゃまがそうだとしても、せめて私やYちゃんが生きている間だけでも、…

おじいちゃまの両親

おじいちゃまの家族構成は複雑で、これまで聞いた話だけでもグルグルしていましたが、昨日の電話で話してくれたことも、人生を諦めてしまっていた要因のひとつなのかなと思いました。 おじいちゃまは3人兄姉です。

おじいちゃまの家族

天涯孤独だというおじいちゃま。強直性脊椎骨増殖症という病名が判明した日、 いつもより長く3時間くらい電話をしました。 お姉さんだっているじゃない?どうしてそんなこというの? 少し謎が解けました。