ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

Yちゃんへの電話

おじいちゃまとの最後の電話から、もうすぐ5ヶ月が経とうとしています🌿あれからどうなったかというと・・・あのワン切り以来、電話は掛かってきていません😑

新型コロナウイルスの影響で、生活に様々な影響がでて、Yちゃんとやっているボランティアも別の意味で大変になりました💦

ニュースでは、介護業界への影響も報道されるようになって、おじいちゃまがサービスを受けているヘルパーさんがまだ来てくれているのか、他にも色々気にはなりましたが、そのままにしていました。

そんな今日、おじいちゃまから9時頃に電話があった❗️と、Yちゃんから連絡が来ました😳10分程の電話だったそうです。

私の中では
1️⃣ボケて、あの時の電話の事も、私達の事も忘れてしまった
2️⃣もともと俺様的で、お礼も言えないような性格だった
3️⃣歳をとって、傲慢さに拍車がかかった

の3コンプリートだと思っていたので、Yちゃんへ電話した事に吃驚しました😳

インフルエンザよりも辛いと言われる新型コロナウイルスに対抗できるかどうか、インフルエンザで死にそうになった身としては、若い自分ですら感染して生き残れるかどうか、五分五分だと思っています⤵️

テレビばかり見ているおじいちゃまは、連日の報道も嫌というほど見ているはずです。高齢で、持病も持っていて、喫煙者のおじいちゃまは、かなりの恐怖を感じていると思います。ここにきて、電話を掛けづらい気持ちに、その恐怖が勝ったということなのかな🙄

それはそうと、おじいちゃまの話の内容は、こんな感じだったそうです。

・あれから2回転んで、1回は救急車で運ばれた🚑
・今はもう杖がないと歩けない🚶🏼‍♂️
・ご飯は宅食みたいなものを頼んで済ませている🍱
・(私に)具合が悪い時に長電話して、病院の話を断ったりして怒らせちゃったから、あれから電話できない。
・でもコロナで余計に人に会うことが少なくなったから、気にかけてくれていた人がいるありがたみがしみて、私に電話を掛けられなくなったから、Yちゃんに掛けた。
・T病院に行くのはやめた。けど、今はS病院にも行けないから、市販薬で済ませている。
・(私とYちゃんが、おじちゃまが住むS区に通っていた頃の活動拠点にしていた家の)前を通る時や、(私達がおじいちゃまの家に行った時に自転車を置かせてくれてた)お向かいの奥さんに会うたびに、私達の事を思い出して、あんなに良くしてもらったのに、もう話せないないんだなって思ってた。

電話の最後にYちゃんは「今は自粛で家にいるから、またかけておいで」と言ったそうです😌

Yちゃんの話では、私を怒らせた自覚はあったよーとの事ですが、病院の件は全く怒ってないし、私が電話をしなかった理由は、死にそうな病人相手に怒鳴り続ける姿が怖くて電話する気持ちになれなかったので、なんとなく違うんだよね🤔

多分今頃、電話を待っている気がするのだけれど、色々と立て込んでいるので、もう少し時間と気持ちにゆとりがある時に、電話をしたいと思います🌿