ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

悪知恵

昨日は、大腸癌の手術をしてから5年目の検査の日でした。

直前まで、検査をしたくないとゴネていたおじいちゃま。ちゃんと病院へ行ったかどうか心配でしたが、もしその場で入院になっていたとしても電話が掛かってくるだろうし、検査を受けた後は疲れてしまっているかなとも思い、今朝、電話を掛けてみました。

まさかそんな手を使うだなんて・・・

おじいちゃまに検査の結果がどうだったか尋ねると「うん、まあまあ」なんて曖昧な返事がかえってきました。そういう時は、なにか隠している時です😑もしかして、検査の結果が良くないものだったのかなとも思いましたが、そんな感じの話し方ではなかったので、なんだかんだと話を振りながら探ってみると、内視鏡検査を受けて来なかったというのです😱

検査は、体を横にして、ストーマの穴から内視鏡を入れます。おじいちゃまの話では、ストーマから内視鏡を入れるのが、とても痛いということなのですが、まさか検査を拒否してくるだなんて思ってもみませんでした。

先生に、横になったら腰が痛いから横になれないとか、一度横になったら痛くて起き上がれないとか、ゴネて⤵️ゴネて⤵️ゴネまくったんだそうです⤵️その結果「そこまでいうなら次回に持ち越しましょう」と提案され、採血とか軽い検査だけしてきたというのです。

おまけに今回の検査は外科で、腰でかかっている形成外科とはなんの関係もないのに、腰の痛み止めを処方してくれと、これまたゴネて⤵️痛み止めも70錠ゲットしてきたというのです先生が相当嫌な顔をしていたというので、かなりのゴネ具合だったんだと思います。

最近の電話で、痛み止めのロキソニンを薬局で買っているとよくいっていたので、なんだかおかしいなとは思っていたのですが、形成外科をS病院からT病院へ変えた後、T病院で痛み止めを処方してもらってないんだそうです。S病院よりT病院の方が近くにあるのに、どうして処方してもらわないのか訳がわかりません😥

今回、S病院で処方してもらったのは、ロキソプロフェンという薬でしたが、薬局でロキソニン錠を買うよりも安くついたと、ほくほくしていました😑

ふと、病院へ行く前に、痛み止めを飲んでいかなかったのか疑問に思い尋ねみると、意図的に痛み止めを飲んでいかなかった風な返事をしていました⤵️故意犯です。

それから病院の帰り道、レバニラを食べて帰って夕方の4時に帰宅したそうです。

朝は、7時40分に家を出て、8時半のバスに乗ったというので、バス停まで歩いて20分なのに、随分早く家をでているなと感じたのですが、バスの時間は正確でないことがあるので、早めに家を出たといっていました。

理解できない行動

おじいちゃまと知り合って、仲良くなるにつれ、私からみると理解できない行動がよくあります。他人である私は一歩引いたところから、しょうがないなーと思う程度ですが、もしこれが身内のことだとすると、感じるストレスも相当なものになってしまうんだろうなと思います。だからこそ、家族だけで抱え込まずに、他人の手を借りるというのも、大事なことなんだろうなと感じます。

おじいちゃまの今回のような行動は、褒められたものではないかもしれませんが、なんで検査を受けないんだと怒っても仕方ないことなので、あとであの時検査しておけば良かったなんてことにならないように、もっと一緒にいたいからねと伝えて、先延ばしにしても、腰の痛みがなくなることはないから、2ヶ月後の検査は受けようねという話をしました😭