ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

救急車で運ばれる

交流がはじまって1年が経つ頃には、病院に行く日や、検査入院の日があると、事前に教えてくれるようになったので、おじいちゃまの姿が見えない日があっても心配することはあまりありませんでした。

今日も、いつものように窓から顔をだして挨拶するおじいちゃま。実は、3日前の夜中の2時頃に救急車で運ばれたというのです。自分で救急車を呼んだというので、呼べて良かったのですが、肝が冷えました💦

どこが悪いのー?と尋ねると、入院するほどではなくて、自宅療養で良いのだけれど、内臓があちこち弱ってるというのです。「もう死ぬだけだー♪」なんて明るく言うおじいちゃまの本心がどこにあるのか、いつか教えてくれる時がくるのかな・・・