ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

お礼の電話

お正月材料の買い出しに行っていたら、おじいちゃまから電話が入っていました。Yちゃんにも電話があったそうです。 折り返し電話を掛けると「昨日はありがとう💝」という、お礼の電話でした。プレゼントした骨盤ベルトをとても喜んでくれていました。

自宅訪問

昨日の電話でもまだ下痢と腰痛が酷いといっていたおじいちゃま。昼食も散歩も諦めて、もし体調が良ければ夕飯に行こう♪ということにして、午後4時に訪問する約束を取り付けました。 Yちゃんと3人でお茶してから7ヶ月。やっと実現した訪問です😀

死後事務委任契約

おじいちゃまの複雑な家族関係を知ってから、どうしたら孤独な最期になるのを防げるか調べてみました。 何十年も連絡が取れていない親族なわけだし、貯金すらないようなおじいちゃまなので、のちのち遺産が欲しいといってきたとしても、下手すりゃ医療費やら…

お墓・霊園を探す

孤独死を覚悟しているおじいちゃま。 今みたいに仲良くなる前から「死んだら区の人が処理しにきて終わりだ」「孤独死だ」といっていました。

具合が悪い日ばかり

電気が点かず薄暗い部屋で暮らしているというおじいちゃま。 外で食事の約束をしても、散歩くらいなら行けるのかなと散歩の約束をしてみても、引きこもりだから家に行く方がいいのかなと訪問の約束をしてみても、約束の日が近づくと、ストーマの下痢が酷くな…

おじいちゃまの家族

天涯孤独だというおじいちゃま。強直性脊椎骨増殖症という病名が判明した日、 いつもより長く3時間くらい電話をしました。 お姉さんだっているじゃない?どうしてそんなこというの? 少し謎が解けました。

骨盤ベルト

背中の激痛に苦しんでるおじいちゃま。おじいちゃまが住むアパートは、とても急な外階段で、その上り下りにも苦労しています。病院から帰宅した後に家にあったコルセットに穴を空けて試してみたけど、結局だめだった・・・という話を聞いてから、ストーマの…

強直性脊椎骨増殖症

あちこち検査しても「どこも悪くない」という結果しか出せないS病院からT病院へ、セカンドオピニオンを受けに行こうと提案して、2ヶ月近くが経ちました。おじいちゃまの「具合が良い時にひとりで行く」という言葉を信じ、長電話すること数十回。なるべく…

病院は中止

明日、おじいちゃまと一緒にT病院へいく約束でしたが、おじいちゃまから「下痢が続いていて外出できる状態じゃないから中止にしたい」と電話がありました。体調が良い時にひとりで行くというので、T病院までの行き方などを教えて電話を切りました。

悩んでいたこと

朝、おじいちゃまから電話がありました。 「これをいったら嫌われるかもしれない」と、なんだか歯切れの悪い、はっきりしない電話です。何度促しても何なのか話してくれないので、もしかして借金の申し込み?!そりゃダメだわーなんて、自分の中の妄想劇場が…

きっと原因があるはず

電話をするといつも「腰が痛い」「寝起きに息ができなくなる」というおじいちゃま。S病院の形成外科の検査では、どこも悪いところはないと言われたそうですが、どこか原因があるのではないかと思うようになりました。

健康食品とか?:ネスレのアイソカルジェリーHC

おじいちゃまは、家にいる間は、テレビをつけっぱなしです。

電気が点かない

おじいちゃまが住んでいるアパートは、とても古いアパートです。大家は、アパートの近くに住んでいて、立ち話をするくらいの関係だそうです。

高齢者だからって甘くない

カフェでYちゃんと3人でお茶をした日から、おじいちゃまと頻繁に電話をするようになりました。 私の携帯電話は、カケホーダイなので、私から掛ける以外にも、おじいちゃまが話したい時にワン切りしてもらって、折り返し掛け直しています。30分から2時間…

88才のヘルパーさん

おじいちゃまのところには、火曜日と木曜日の午前中に1時間、ヘルパーさんが来ています。部屋の掃除とか、買い物とか頼んで、1回100円。行政から委託された業者から派遣されてきているそうです。(注1)

お別れにカフェで

今日は、S区でのボランティア最後の日です。おじいちゃまを誘って、Yちゃんと私と3人で、近くのカフェに行きました。おじいちゃまが、よく行っているコーヒーチェーン店です。

最後の約束

S区に通うボランティアが終わる日が近づいてきました。 私たちの事を、毎日見守ってくれたおじいちゃま。 Yちゃんと相談して、最後の日、おじいちゃまと一緒に3人でお茶をすることにしました。

猫が好きなおじいちゃま

おじいちゃまが住んでるアパートの近くには、地域猫がいます。 散歩をした帰り、おじいちゃまは、少しだけ遠回りして裏路地を通って猫に会いにいきます。いつもズボンのポケットに「ちゅーる」を入れて、猫にあげるのを楽しみにしています。