ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

お礼の電話

お正月材料の買い出しに行っていたら、おじいちゃまから電話が入っていました。Yちゃんにも電話があったそうです。

折り返し電話を掛けると「昨日はありがとう💝」という、お礼の電話でした。プレゼントした骨盤ベルトをとても喜んでくれていました。

少し遅いクリスマスプレゼントといって渡したのですが、(フリマで3200円)それくらいなら払えるから、お金を払うというので、改めてプレゼントだからお金はいいのよと伝えました。

強直性脊椎骨増殖症からくる痛みに、妊婦用の骨盤ベルトがどれくらい効果があるのか分からないので、ベルトの締め方を変えてみたり、寝ている時は外してみたり、いろいろ試してみて、一番よい使い方を見つけてねといいました。

一人暮らしになってから10年以上、もうすぐ来る新年に、ひとりで過ごす寂しさを感じているようにも思えました。もう少し近かったら、作った料理も冷めないうちに持っていくこともできるのですが、おじいちゃまが住んでいるアパートまでは、電車でも1時間ちょっとかかるので難しいです。

傲慢で自分勝手な高齢者もいて、そんな人を助けてあげたいなんて気持ちには、ちっともなりませんが、ちゃんとお礼を言えるおじいちゃまのことは、もう少しだけ助けてあげたいなと思うのです。