ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

靴を買う

持っている革靴が破れたというおじいちゃま。革靴が破れるってどういうことだろうと、よくよく話を聞いてみると、靴の横側の底が取れて、歩くとパカパカするようになったといいます。恐らく、接着してあった靴底が取れたんだと思います。

その靴1足しか持っていないおじいちゃま は慌てて、近所の人に靴を修理できる場所を聞いて、いつも行くカフェとは逆方向に歩いて行ったそうです。10年も住んでいて始めて、そっち方面に行ったというので驚きましたが、おじいちゃま自身も、まさかそんなところに大きなスーパーがあるだなんて知らなかったそうで、今まですごく損をしたと悔しがっていました😣位置的には、いつも行くカフェより近い場所にあって、100円ショップも併設されています。

修理が目的だったけれど、靴も売ってあって安かったので、2足買ったといっていました👞1足、2900円。ベージュと黒を買ったんだそうです。持ってる靴と違って、とても軽いと喜んでいました。合皮なんじゃないかなーと言ったら、よくわからないけれど、そうかもーと言っていました。腰が曲がって杖をつきながら歩くので、安くて軽いなら、こっちの方がいいそうです。歩くのが楽になったと言っていました⤴️

ついでに100円ショップで接着剤を買って、剥がれてしまった靴底も修理したので、靴が3足になったと喜んでいました。だけど、アパートの靴箱は小さいので、2足しか入らないから、一足は玄関に出しているといっていました。

久しぶりに買った靴が嬉しかったのか、今日のおじいちゃまは靴の話を何度もしていました☺️