ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

浮腫みの原因は心臓でした

病院の結果がどうだったか気になっていましたが、またしても電話はありません😔半分諦めた気持ちで、朝一番で電話を掛けてみました。

実は、前回の電話で「もし病院へ行ってなかったら首根っこ捕まえてでも連れて行く!」と言ったのが、効果あったみたいです😅

病院へは、タクシーを使うように言っていたのですが、7時半のバスに乗って行ったそうです。8時15分に病院について、8時半の受付開始の時には、40〜50人程待ちができていたというので驚きました。

T病院の診断結果

私が指示した通りに受付で症状を伝えたら、内科に行くように言われたそうです。おじいちゃまが、とても丁寧に診てくれたというので担当医の名前を尋ねてみましたが思い出せないというので、病院からもらった領収書など色々みてもらうと、副院長のI先生だったことが分かりました。副院長は、心臓に詳しい先生です⤴️ 

心電図、CT、レントゲン、血液検査などを受けて、浮腫みの原因は心臓だと言われたそうです💦MRIは受けなかったそうです。強直性脊椎骨増殖症とは無関係とのこと。手術をするほどではないけれど、あまり状態は良くないそうです。

ちなみにS病院の時とは違って、ベッドに横になって検査を受ける時なども、枕を高くしてくれたり、タオルを下に差し込んでくれたりして助けてくれたといっていました。

加えて、I先生がとても良い先生だったみたいで、気を良くしたおじいちゃまは、これまでの病歴やS病院の対応なども含めて全部話したそうです。I先生は、にこにこしながら全部話を聞いてくれたそうで「これから先は、ストーマのことも含めて、全部私の病院で診てあげるから、S病院はやめてください。」と言ってくれたと、喜んでいました😌

まさかそんな事していただなんて!

お薬手帳を見ながらI先生が、必要な薬や、新しい薬を処方してくれたそうなのですが、ひとつだけ怒られたというので「何を?」と尋ねてみると、S病院で処方されていたエリキュース錠という薬を勝手に飲むのを止めていたんだそうです。この薬は、心房細動による脳卒中予防のために処方される薬です。

確か、浮腫みの症状があると言っていた電話の時、いくつか飲むのを止めた薬があるとは言っていましたが、心臓を一番助けてくれていた薬を止めていただなんて思いもしませんでした😱おじいちゃまに「なんで心臓の薬を飲んでるの言わなかったの?」と尋ねると「えへへー」なんて言っていましたが、予期せぬ行動を勝手に取ってしまうのは高齢者だからなのでしょうか😰

病院へ行かせるために、あれこれ説教じみた事をいったり、ちょっと強い口調で話したりもしましたが、今回ばかりは九死に一生だったのかもしれません😓

処方されたお薬

次回は、木曜日の午後の予約とのこと。それまで、オシッコを出す薬を処方されたそうです。浮腫みの相談を受けた時、オシッコの状態も確認したのですが、変わりないと言ってたのに、実際は、オシッコがあまり出ていなかったようです😔よくオシッコが出るようになったと言っていました。

おじいちゃまには、よくオシッコが出る方が普通だから、いっぱい水分をとるように話をしました。

⭕️参考にしたサイト→こんな症状があったらー心不全の初発症状

今回のおじいちゃまの症状は、参考にした心不全の症状に全部当てはまりました。サイトの中に「高齢者は全身の水分量が少ないため、脱水により心拍出量が低下しやすかったり、逆にむくみが現れやすいのが特徴です。」と書いてあります。まさにこれです😔

それと「心不全による脳循環障害を起こすこともあるので、原因のわからない痴呆症状など精神症状が現れたら注意をしてください。」とも書いてありました。おじいちゃまと会話していて「ボケたのかな?」と感じたのは、間違いではなかったみたいです😔

後期高齢者の医療費

おじいちゃまは後期高齢者なので、医療費負担は1割になります。今回の医療費は8000円くらい。あれこれやってもらったのだから、そんなに高くはないと思うのですが、とても高かったと嘆いていました。

若い人達は、もっと払っているわけだし、みんなの支えあっての1割負担です。少子化だと言われる今、1割で医療が受けられるのはとても有難いことだと思うのですが、年金しか収入がないおじいちゃまにとっては、かなりの負担なんだと思います。

おじいちゃまには、病院へ行きたくないとゴネて重症化してしまったら、もっと医療費が掛かる事態になるんだから、我慢せずに病院へ行くように言いました😥

まだ行くの?

誤診したK病院には「何があっても二度と行かない❗️」と宣言してくれたおじいちゃまでしたが、6月12日と19日にまたS病院へ行くと言い出しました😔S病院から思考を切り離すには、まだ時間がかかりそうです⤵️

いったいS病院で何をするのか尋ねると、12日は大腸癌の経過をヒアリングされて特に何をされる訳でもなく、19日はストーマの所にただれ等がないか目視されて、全身を含めた写真を取られるんだそうです。

そもそも大腸癌の5年目の内視鏡はゴネて受けずに帰って来てるし、これから先も受ける感じは見受けられないし、写真はモデルケースとかいうので撮られているだけだし、T病院で全て引き受けてあげると言われた今、S病院へ行く意味はありません。

おじいちゃまにもそう言いましたが「でもモデルだから写真だけ撮りに行こうかな」なんて言い出す始末でした😔木曜日の結果を聞いた後、もう一度、S病院の予約を取り消すように話してみようと思います。