ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

(3時間の電話で)お兄さんのお骨

おじいちゃまに「ほっといてくれ」だのなんだのと言われながらも、私もYちゃんも迷惑だなんて少しも思っていないし😧

行政に処理してもらって無縁仏でいいとか言うおじいちゃまに、おじいちゃまがそうだとしても、せめて私やYちゃんが生きている間だけでも、お参りに行かせてくれないかなという話をしたり😧

逆に今の状態では、他人としての扱いなので、病状の説明を先生から一緒に受けたいと思っても叶わないし、もっと他の治療もして欲しいと思っても意見することもできないし😧

好意で何かしてあげたとしても、後から子供達がでてきて訴えられたら、私達は負けちゃって、賠償金を払わなきゃいけないなんて事もありうるから、悲しいんだよという話をしました💦

天涯孤独だとはいっても、実際は、家族がいるので、何の権限もない私やYちゃんは、本当に何もできません⤵️

そんな話の流れで、ふと思い出したので、お兄さんのお骨をどうしたのか尋ねてみました。

以前、お兄さんは部屋で孤独死して、1ヶ月後に連絡が来たという話を聞いていたのですが、どうも事実は違っていたようです😔

⭕️以前の記事→お墓・霊園を探す

お兄さんが生きていた頃は、横須賀に夜釣りに一緒に行ったりしていたそうです。その時、結婚か、同棲していた彼女がいて、子供も一緒に来ていたというのですが、どういう関係なのか尋てもいなかったようで、事実ははっきりしませんでした⤵️それから、10年以上連絡を取っていなくて、どこにいるのかすら知らなかったそうです。2つ上のお兄さんだったと言っていました。

3、4年前に行政から連絡が来て、脳梗塞で病院で亡くなったと聞いたそうです。死後1ヶ月くらい経っていて、既に火葬されていて、行政からお骨をどうするか聞かれたそうですが、もらっても自分もどうする事もできないので「お任せする」と言ったら「わかりました」と返事があり、その後連絡もなく、どこに埋葬されたのかも知らないそうです😥

もし結婚していたり、連れてきていた子供が実子で、亡くなる時に身近にいれば、お骨も引き取ってくれたはずなので、お兄さんも寂しい晩年を送っていたのかもしれません😔

それと、いくらかお金が残っていて「受け取りますか?」と聞かれたそうなのですが「差し上げます」と言ったとの事。なので、国庫に帰属することになったんだと思います。いくら残高があったのかも聞かなかったそうです。もしかすると大金が残っていたかもよ?というと「福祉生活を送ってたと言われたから、生活保護だったのかもしれないし、そんなになかったはずだ」と言っていました。

続きます・・・。