ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

奇跡が起きた!

今日は、Yちゃんとのボランティアで緊急の予定が入ったので、朝一番にYちゃんと会っていました。会ったついでに、次回、おじいちゃまの部屋をどう片付けるか話してから別れた直後、おじいちゃまから着信が入っていました。気がついたのが30分くらい後だったので、折り返し電話をかけてみたのですが・・・

なんだか滑舌がとても悪くて、何を言ってるか分からない😰

多分ですが、おじいちゃまは、何か伝えたいことがあると、早口になって、思いの方が先に出ちゃうのか、滑舌が悪くなるみたいです💦

捨てた?!

ほとんど聞き取れないような言葉をまとめながら話を聞いて分かったことは、配布されていた「高齢者福祉サービスのしおり」というのに、高齢者で自分でごみを捨てられない人の場合は、聞き取り&下見をした上で、無料でごみを引き取ると書いてあるから、自分で清掃事務所に電話をかけるという事と、その前に、何を引き取ってもらったら良いか確認するために、私に電話をしたという事でした😳(ただし処分料は、通常通り取られるみたいです。)

なんと❗️床に敷いてあったマットと電気カーペットとキルティングマットは、もう畳んでまとめて、床はフローリングになっていると言うのです😳

電動ベッドの下に入り込んでいるマット部分については、ベッドは重たくて動かせないから、ハサミでベッドの部分に沿って切ってしまったというので、更に吃驚😳

それから食器は、全部袋にいれて1階の階段の下に置いてあるそうで、食器棚の中は既に空っぽなんだとか😳

こたつ布団も外して畳んでまとめたそうで、またまた吃驚😳

他にも、ベランダにあった不要な鉢なども捨てて、流し台の下の棚も掃除したとか😳

おじいちゃま曰く、カーテンが新しくなって気持ちに変化が生じたそうで、私達が忙しいのに時間をつくって来てくれた事や、ふたりが一生懸命にやってくれる姿をみて、なんだか火がついたそうで、やり始めたら止まらなくなったんだとか😭奇跡がおきました。

滑舌が悪すぎた事もあり、やりすぎて疲れてしまったんじゃないかと心配だったので「無理しないように」ということと、「Yちゃんも吃驚するよー」「ありがとうー」と伝えて、清掃事務所に引き取ってもらいたいのは、食器棚・こたつ・敷物4点で、残りは、また別の機会に引き取って欲しい事を確認して欲しいとお願いしました。

おじいちゃまは平気だと言っていましたが、引き取って欲しい物の話は、45分の電話の中で、6回くらい同じ話を繰り返したので、やっぱり記憶力が落ちてるのかなと感じています。

扇風機と残りの棚も捨てる?と聞かれましたが、扇風機や残りの棚くらいだったら、なんとか持ち帰れそうな気もしたし、まだ使い道を確認したかったので、保留にしました。

もういつでも引っ越せる❗️と、言っていました。

美味しかった物

3人で一緒に買い物して買った物は、少しずつ食べているみたいです🍚

電気ポットが、役に立っているようで、朝一番にインスタント味噌汁とかスープをパンと一緒に食べているそうです☺️特に卵スープを気に入ったみたいです。とても便利だと言っていました。

それと、掃除の時にでてきた通販のフリーズドライ味噌汁は、自分で買った物ではなくて、誰かにもらったんだそうです。誰かは忘れたそうです💦

唯一美味しくなかったのが、100均のとうもろこしだったと言っていました😨レンジでチンすればいいのに、袋ごと鍋で茹でて食べたら、柔らかすぎて、2日間ほど下痢になったとか。やっと下痢が落ち着いたと言っていました。とうもろこしは、シャキシャキした歯ごたえがないと嫌なんですって。高齢者だからって、柔らかい物が好きとは限らないんですね😥

おじいちゃまが頑張ってくれたお陰で、次の訪問は、想定しているよりもはかどりそうです💪あ、そういえば、敷物をどかしたらゴキブリの死骸がいっぱい出てきたと言っていました😱ひょーーー⤵️