ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

8月1日、都営住宅応募開始!

Yちゃんとやっているボランティアの用事で、ちょっと遠くまで外出中。まだ日差しが強い夕方、汗だくで駅までの道程を歩いていると、おじいちゃまから着信がありました。

今、掛け直すかどうか、ものすごーく悩みましたが、駅に着くまでの間の10分だけと決めて掛け直すことにしました🌞💦

おじいちゃまの電話の内容は、昨日発表された都営住宅の抽選についてということは分かっていたので、いま遠くに外出中で帰るまでに2時間かかること(実際は、もうちょっと少ないけれど大げさに😒)明日も明後日も忙しいことなどを伝えて、都営住宅の内容はチェック済みだから、時間がある時に掛け直すから待っててーというと・・・

「分かったー」と言いながらも、「えとねー*️⃣1️⃣*️⃣番のAにしようと思うの」と話し出したので、なんでそうなる‼️と、ガックリきてしまいました😔

Aは、Yちゃんと同じ区だけど、Yちゃんちからも、私のうちからも遠い場所にあります。自転車でも1時間以上。電車でも、ぐるっと大回りしていく道しかなくて、バスを使ったとしても、乗り継いでいく必要があって、遠い場所にあります⤵️

散々、これまでの応募の時に「そこは遠いからダメ」と説明してきたはずなのに、おじいちゃまは「だって3戸募集があるから当たると思うの✨」とかなんとか😑

今回は5つ程、候補になる住居があったのですが・・・

「いま住んでる近くに1つシルバーピアの高齢者住宅がでてたじゃない?」というと、そこは嫌だとかなんとかゴネだしました⤵️

暑くて溶けそうになりながら歩く今、おじいちゃまの堂々巡りの話に付き合うのは、自分が倒れてしまいそうで「もう、駅に着きそうだから、明日か明後日には、必ず掛け直すから。」といって、電話を切った今日なのでした😔