ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

転んで怪我した

あれから、おじいちゃまの事は気になってはいましたが、忙しい毎日に加えて、辛いことも重なってしまって、何かあれば連絡がくるだろうと放置していました。

12時31分、久しぶりに着信がありました。
12時47分、折り返し電話をすると・・・でません🧐
するとまた着信があって、すぐに折り返し電話をするとでました📞

おじいちゃまの今日の第一声は「どうも、どうも。」
それからまた吃驚するような事を話はじめました😳

風邪をひいた、それから?!

1週間くらい前に、駅前の道路で顔から転んで、鼻の下と顎と口の中から出血したというおじいちゃま😱

荷物があったからその日は、杖をついて行かなかったそうで、歩いていて、自分の足が絡んでしまって、そのまま転んでしまったんだそうです💦

病院には行ってないとのこと😰

いまは近所の人に、オロナインを塗ってもらって、絆創膏を貼り替えてもらっていると言っていました。骨折したりしていないと断言していたので、大丈夫なんだとは思います。

口の中が切れたので、ご飯が食べにくいそうで、トーストにバターを塗って、ハムを挟んで一口大に切ってから食べているとか、うどんを食べているとか言っていました。

偶然にも

転んだ時、ちょうど小学生の帰宅時間だったみたいで、小さい子供達が「おじさん大丈夫!」と駆け寄ってきてくれたそうです。偶然にも、私とYちゃんが訪問する時に自転車を置かせてくれるお隣さんが、通りかかったみたいで、ティッシュをもらって、流れる血をぬぐいながら、ゆっくり休み休み歩いてアパートまで帰宅したとの事でした😥

おじいちゃまは「心配しなくていいから」と言いながら、「えらいめにあった😤」「ズボンの膝のところが切れたから履けなくなった」「ヒゲが剃れない」「床屋もいけない」「痩せて来た」「朝ごはんを炊いてふりかけだった」「おいなりさんをもらったけどまだ食べられない」とか、そんなことを言っていました。

病気の方は

前回の電話で感じた認知症疑惑があるので、しばらくは色々口うるさいようなことは言わずに、話を聞くことに徹してみようと思っています🌿

背中の痛みが酷いと言っていたので、相変わらず1日2回しかロキソニンを飲んでいないんだと思います。それから浮腫みの方は治ったそうです。「綺麗な足じゃないけど、湿疹も消えた」と言っていました。

もうすぐ病院だよねというと「次も何か検査するって言われたけど何か忘れた。首だったかな。」というので、喉の検査をするって言ってたよと言うと「はっきり言わないから分かんないんだよ😩」と言っていました。

寒くなったので

エアコンの暖房を入れていると言っていました。電気毛布も出したそうです。

大掃除の時に、発火したというこたつを捨てたので「やっぱり、こたつがあった方がいい?」と尋ねてみましたが「いらない」と言っていました。

Yちゃんが自宅で余っている両足が置けるほどのホットカーペットがあるので、時間がある時に持っていくからと伝えて、電話を終わりにしました。

今日の電話は、18分。

杖がないと歩けない現実と、まだまだ普通に歩けると思っている気持ちのギャップに、やっと気がついたみたいで「これからは絶対杖を持っていく😤」と言っていました👞