ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

(11/13の長い話)創価学会の話

以前、おじいちゃまと選挙の話をした時の事。
「えとねー、一番大きな声を出してる人にいれてるの♪」と言っていたおじいちゃまですが、具体的にどこに投票しているのか尋ねると、ほぼ全部、公明党でした。

ということは、創価学会にも抵抗がないのかな🤔と思いつつ、なんとなく宗教の話をして良いものかどうか分からず聞けずじまいだったのですが、認知症疑惑の件もあって、思い切って質問してみることにしました。

ここからは創価学会のお話です🌿

まえおき

ちなみに、私もYちゃんも創価学会の会員ではありません。創価学会というと、断固反対という人もいるけれど、何かを信じることで、生きる励みや力になる人がいて、誰かの為に自分の手を差し伸べてあげられるような人になれるのであれば、どんな宗教であれ否定すべきものではないと思っています🌿

高齢者と創価学会

Yちゃんが借りているアパートは、身寄りがない生活保護の高齢者の方が、ちらほら入居しています。その多くが、創価学会に入信しているそうです。

入信すると、その地区の担当の人が、月に1回とか、様子をみにきたり、話をしにきたりして、生存確認みたいな事をしているとの事。死んだ後の事も学会の人がやってくれるので、高齢者の人は、自ら入信しているそうです。そういうこともあって、Yちゃんのアパートは結構古いのですが、未だに孤独死はでていないんだとか。

それで、ふと思ったのが、私やYちゃんだけでは補えない部分を、創価学会の会員の方にサポートしてもらえないかな?という事でした。話好きのおじいちゃまには、おしゃべり相手がいるのも嬉しいんじゃないかな?とも思ったのです。

まさかの!?

おじいちゃまに「公明党にいつも投票しているけれど、創価学会に入信する気はないの?」と尋ねてみると・・・🧐

「入る気はない😤おふくろが、病気の時、お祈りすれば治るっていうから入ったんだけど、ダメだった(死んだ)からさ。」との事😳

色々つっこみたい気持ちはグッと抑えて、話を促していると・・・

今も時々、アパートに入信しないかと来ていると言っていました。以前、会員の人達が部屋に上がってきて、(一緒に)テレビをみたとか(何かビデオを見たようです)とも言っていました。

でもねと、Yちゃんが借りているアパートの高齢者の人達の事を、創価学会の人達が、色々助けてくれるみたいだよと話してみると・・・

「朝・昼・晩・お祈りして、集会があったら行かなきゃいけないから嫌だ😤」とかなんとか。「選挙の時はさ、車を回してくれて、投票所まで送ってくれるけど。」とか、「今は、もう部屋にはあげてないから。」とか言っていました。

頼れるものなら藁にもすがっておこうと思ったのですが・・・これでは、創価学会の人も迷惑しちゃいそうな口ぶりです😥

おじいちゃまに「会費とかあるのかな?」と聞いてみたら「今は、会費はない。」と言っていました。たぶん違うような気もするけど💦

お母さんが生きていた頃に入信していたという事は、まだ二番目の奥さん達と同居していた頃の話なので20年くらい前の事でしょうか🤔離婚後は、長屋のようなところを転々としていたそうなので、住所不定のような時期もあったのかもしれませんが、ちゃんと脱会手続きをしたのかな?御本尊とかお祈りしていたはずなんだけど、どうしたんだろう?と、疑問に思いました。でも、今、入信するよう勧められていると言う事は、もう会員でないのかな🤔

最後に

いつも私とばっかり電話をしているおじいちゃまに「Yちゃんにもたまには電話してあげてね。私よりも忙しいけれど、いつも心配してくれてるし、掛かってこないよーと寂しがってたよ。」というと「わかったー😀」と言っていました。

今日の長い長い話は、これでおしまいです🍂次の電話は都営住宅の抽選番号のハガキが届く頃、12/12くらいにしようと思います。

今日の電話で、今まで疑っていた認知症が、確信に変わりました😔間違いなく認知症の初期症状がでています。さて、本当にどうしようかな・・・