ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

辛い電話でした

インフルエンザA型にかかって、連日40度の熱と悪寒と関節痛と頭痛等の症状で苦しんでいたその時・・・

12時7分、おじいちゃまから電話が掛かってきました。折り返しかけるかどうか悩みましたが、事情を話すだけでもと思い電話したのを、本当に後悔しました⤵️

T病院の悪口

最初は弱々しそうに応答したおじいちゃまだったのに、私が風邪だからと伝え終わった途端、いきなり大きな声でまくし立てるように、「T病院の予約は断った❗️」「これからはS病院に行くから❗️」と、T病院の悪口をこれでもかと言い出しました😭

「痛くて痛くて、堪らないんだよ❗️」というのですが、痛いのは腰の病気のせいだからと言っても、聞いてもくれません。S病院に、ストーマーを診せに行くそうなのですが、腰の痛みは関係ないし、心臓の薬をこれからどうするのか尋ねると、強心剤の薬を出してもらうから良いとかなんとか。ということは、内科などもS病院に戻すということみたいです。

ストーマーから出血もあるみたいで、出血しているから心配だとか、再発しているかもしれないとか、手術はしたくないとか、入院もしたくないとか、そんなことも言っていました。

朦朧とする意識の中、携帯電話を持っている力もないので、枕に置いて、耳を添えて、無言で聞いていたら15分以上、ひとりで喚き散らしていました😔

なんでも食欲がなくて、また痩せたとか、10日ぶりに外出して歩いたら100メートルも歩けなかったとか、精神的に参ってるとか・・・そんな事も言っていました。

おじいちゃまに、もう一度、40度熱があるから、今何を言われても、何も理解できないから、元気になった時でいいかな?と言っても、「ということだからさ❗️」と言って、また話が戻って、一向に電話を切ってくれません😭

1つだけ気になっていた、T病院でストーマーを診てもらえない件。副院長先生が「全部うちの病院で診ます」と言ったのは、それぞれの科を受診してねってことじゃなかったのかなと思うんだと説明すると、・・・「そんなことじゃない❗️俺は最初に言った❗️」と、病院側が診ないのが悪いと、また罵詈雑言が続きました😔

体が辛い時に、大声で怒鳴られるのは、本当に辛いものです。
もう一度、おじいちゃまが死ぬ前に私が死んでしまいそうだから、別の日にしてくれないかな・・・というと、若いから死なないと言われました😔

葬儀互助会

それから、互助会の資料を取り寄せたら、すぐに届いたけれど、毎月の会費が1500円と3000円コースがあって、計算したら10年しないと貯まらないと言っていました。お葬式をしてほしいの?と尋ねると、「そうじゃない❗️それくらい参ってるってことなんだよ❗️」というので、とりあえず互助会は、いま問題になっていて、葬儀は割高になるから入会しても意味がないという事をざっと説明しました。互助会に入ったとして、誰が喪主になって、足りなかった分の費用を出すと言うのでしょう🤔

緊急連絡先

すると今度は、アパートの契約期限が15日で迫ってるのに、元奥さん(2番目)が緊急連絡先に名前を書くのを渋ってるから間に合わないと、騒ぎ出しました😔どうにか捕まえてハンコを押してもらいたいけれど、契約書の保証人の欄の中に緊急連絡先の欄があるのが気に入らないと言われているとか。

緊急連絡先の名前なんて、誰でもいいですよ😭
私はこの状態で行けないので、Yちゃんに連絡してハンコもって行ってもらうようにするからというと、なんだかんだ言ってゴネました😔
元奥さんと繋がっていたいってことねと言うと、「そういうことじゃない」とか何とか😔

そして、Yちゃんには緊急連絡先の事は言わなくていいからと何度も念を押されました。Yちゃんに知られるとマズイ事でもあるのでしょうか?

Yちゃんの名前がでた事で、少し冷静になったのか、やっと電話を切る気になってくれたようでしたが、最後に「風邪には気をつけて。また長電話したいからさ。」と言われた時には、開いた口が塞がりませんでした😰

今日の電話は、35分31秒。

ボケているというのなら仕方がありませんが、そうじゃないのであれば、あまりにも酷いです😢