ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

88才のヘルパーさん

おじいちゃまのところには、火曜日と木曜日の午前中に1時間、ヘルパーさんが来ています。部屋の掃除とか、買い物とか頼んで、1回100円。行政から委託された業者から派遣されてきているそうです。(注1)

おじいちゃまの部屋は足の踏み場もないくらい狭いので、掃除機はありません。なにを掃除してもらっているのか謎だったのですが、ほとんどが買い物を頼んでいるみたいです。

そのヘルパーさんが、お米を3階まで持って上がれないので、自分で1階まで取りに行って部屋まで運んでいるとか言うので、わけわからず😳よくよく話を聞くと、なんと88歳の女性のヘルパーさんが来てるとのこと!おじいちゃまより、年上じゃん⤵️というか、役に立ってないし。ありえない。

おじいちゃまに、どうしてそんな事になっているのか、お米くらい運べるヘルパーさんに変えてもらう事はできないのか?と聞くと、以前、変えて欲しいと言った事はあるそうです。でも業者から、人材不足で、もうその人しかいないと言われたとのこと。

だけどいくらなんでも80歳のおじいちゃまに、88歳のヘルパーさんは、どうかと思うのです。結局、買い物もあまり満足に頼めてないそうで、足りない分は、体調が良い日に、自分で買いに行っていると言っていました。

1回100円で、週2回、おじいちゃまの生存確認をしにきているとでも思えばいいのか。本当に他に人材がいないのか、もやもやします。

それはそうと、ヘルパーをやってた事がある人に尋ねてみたら、ヘルパーって定年がないから、何歳でもできると言ってました。いくらなんでも、ヘルプができない状態になったら、ヘルパーは引退すべきだと思うのですが😑

注1:後の話で、週2回の訪問ではなくて、火曜日は電話での生存確認だということがわかりました。木曜日だけヘルパーさんが来ているそうです。