ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

シルバーカー

腰が曲がったおじいちゃま。杖をつきながら、ゆっくりゆっくり歩きます。ヘルパーさんが88才で、買い物も満足にしてもらえてなくて、結局自分で買いに行っていると聞いてから、何か良い方法がないか考えていました。

Yちゃんが、自分のおばあちゃんにシルバーかーをプレゼントしたら、すごく喜んで買い物にも行くようになったと言うので、おじいちゃまにもどうかと聞いてみました。疲れたら椅子代わりにもなるやつです。
でも・・・年寄り臭いから嫌だって😳

うーん、便利だと思ったんだけどな。難しいね。腰が曲がって歩くのにも不自由していたとしても、おじいちゃまにも、プライドがあって、人からどう見られているかも気になるって事、高齢者だってオシャレしたいし、少しは良く見られたい気持ち、私は人目なんか全く気にしない方なので失念していました。

色々提案する事は良い事だと思うけど、良い物だからと言って、ごり押ししないこと。おじいちゃまの気持ちを尊重しようと思いました。