ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

障害者等級

おじいちゃまの障害者手帳の等級は、4級です。1級から6級までありますが、大腸癌の手術の時に人工肛門になったので、4級になりました。

等級はあがらない

ひどく腰が曲がっていて、息が止まるような激痛で、時間をかけてしか起き上がれない毎日で、時には寝たきりの日もあったりする状態で、それらの症状が強直性脊椎骨増殖症からきていると診断がでて、障害者等級があがるのではないか?と思ったのですが、無理みたいです⤵️

腰が重いおじいちゃまを説得して、行政の窓口に行ってもらいましたが、行政の担当者からは、車椅子生活にでもならない限り等級はあがらないと言われたそうです😔

将来のこと

車椅子生活になったら云々の前に、そうならないまま天寿を全うできるように、もう少しサポートしてもらえないかを相談しているのに、行政は、車椅子生活になったら、寝たきりになったらしてあげるみたいなことばかりいいます😥

だけど本当にそうなってしまった後では、今の部屋は狭すぎて車椅子が入るスペースなんてないし、急な外階段の3階なので誰かに抱えてもらって病院に行くとしても困難だし、じゃ施設に入るお金があるかというと貯金もないし、どうしたらいいんだろう?行政の人が、どこか格安の施設を探してきて何とかしてくれるのかな?

こちらから何もサインを出さなくても、おじいちゃまの状態を把握して、あれこれ世話を焼いてくれるんだろうか・・・

おじいちゃまは何も心配してない風で「あとは孤独死するだけだー」なんていって覚悟しているみたいだし、私が心配することは余計なおせっかいなんだろうか😕

もっと御近所つきあいがあった時代なら、近所の人たちで声かけて助けてあげて、なんとかなったのかもしれないけれど、人間関係が希薄になってしまった東京で、声をあげない人を助けてくれる人なんて誰もいない気がして、「⚽️東京2020ーおもてなし⚽️」なんて言葉を耳にするたびに、こんな日本のどこに心があるんでしょ?と思ってしまう私がいます。