ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

欲しいものリスト

午前11時。珍しく、おじいちゃまから着信がありました。折り返し掛けてみると「たまには僕から掛けようかなと思って」なんて、気恥ずかしそうにいいます。

まだ風邪は治っていないけれど、痛み止めの飲み過ぎなのか、胃が痛くてたまらないから、これから近くの病院へ行くとのこと。病院に行くといいながらも1時間半の長電話になりました📱

欲しいものリスト

都営住宅の当選にむけて、おじいちゃまも本気になってきたみたいです。引越したら欲しいものをリストアップしていました。お金足りるかなぁ🤨少しだけ何が欲しいのか尋ねてみました。

欲しいものその1:炊飯器

いまある炊飯器は、翌日まで保温しておくと、ご飯に臭いがつくから買い換えたいんだそうです。テレビショッピングでよくやっている安い炊飯器を買うつもりだったようですが、目一杯炊いて、食べきるまで保温するような使い方では、どんなに高い炊飯器を買ったとしても、保温時間が長いと臭いがついちゃうと思います⤵️まだ使える炊飯器なら買い換えずに、小分けして冷凍する方がいいと思うよと、冷凍保存をすすめてみました。とはいえ、いまの冷蔵庫は、製氷機が一つしか入らない小さいタイプのものなので、引越しが終わってからの話です。

欲しいものその2:冷蔵庫

実は冷蔵庫は、もうYちゃんが確保しています。中古だけれど、大きい2ドアタイプのもので、引越しが決まったら届ける予定です。この冷蔵庫が使えるようになったら、ご飯の冷凍もできるようになるし、冷凍食品も食べられるようになって、生活が便利になるはずです。

欲しいものその3:電気ポット

電気ポットは、ポットをポンポン叩くとピカッと一瞬だけ電気が通るけれど、壊れてしまっているので、今は使っていないそうです。飲み物は、カップに水を入れて電子レンジで温めているので、なんとなく欲しいものなんだけれど、なければないでもいいとかなんとか。

座ってばかりのおじいちゃまは、つい立つのも億劫になって水分補給が疎かになりがちです。手軽に水分補給ができないのは、気がつかないうちに脱水してしまう恐れもあるので、電気ポットは買おうということになりました。中古でも大丈夫ということなので、引越しが決まったら、ネットでフリマを見てみようと思っています

保証会社

3月になったので、都営住宅の抽選番号が届くまで、あともう少しです。1番だったらいいねーなんていいながら、おじいちゃまとふたりで楽しみにしています。

保証人になってくれる親族がいないおじいちゃまは、保証会社を利用しています。何回か、引き落としができなくて、支払いが10日ぐらい遅れたことがあるそうですが、保証会社の担当者がいうには、まだセーフなんだそうです。今回もし都営住宅が当選したら、保証会社に頼むことになりますが、今の契約をそのまま継続できるかどうか保証会社に電話してみたそうです。

結果は、無理ですといわれたそうで、それはまあ当然ですね💦

おじいちゃまには、新しい物件と契約しなきゃいけないから、流石にそのまま継続は無理だよといいましたが、どうやら以前わたしが、都営住宅の場合でも、保証会社として契約できるかどうか確認してみたらーというのを、いまの契約が継続できるか確認するよういわれたと勘違いしていたみたいです。

都営住宅の保証人

都営住宅に住んでいる人は、身寄りがない人も多いと思います。みんな保証人はどうしてるんだろうと、おじいちゃまの保証人についても心配していたのですが、都営住宅に申し込みをはじめた時に、担当者からもし当選したら、保証会社を紹介するから大丈夫といわれたそうです。