ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

都営住宅結果発表

昨夜、都営住宅の抽選結果がホームページに掲載されました。結果は、9番だったので、12番のおじいちゃまは落選しました😭

応募した物件の倍率は20倍を超えていました😳事故物件が当選し易いという話は、他よりもマシという程度だと思います。
世田谷区池尻二丁目の事故物件、東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩8分の場所にある事故物件の倍率は、なんと116倍でした😱

今回一番倍率が高かったのは、港区北青山一丁目の高齢者向け住宅、青山一丁目駅から徒歩5分にある物件は、380倍でした😱

⭕️参照したサイト→東京都住宅供給公社(都営住宅募集のご案内)

落選の知らせ

インターネットができないおじいちゃまが、抽選結果を知るのはいつも通知の葉書が届いてからです。抽選日から大体1週間くらいで葉書が届きます。葉書が届く前に知らせて欲しいといわれていたので、お昼、電話を掛けました。

絶対に当たると信じていたおじいちゃまは、とてもがっかりしていました。

だけど、なんだかとても強気で元気なんです🤨声にもハリがあって、力強さが感じられます。いつもの弱々しいおじいちゃまと違っていて、もしかしたら若い頃のおじいちゃまは、今とは全然違う性格だったのかもしれないと、そんな気持ちがよぎりました。先日、若かりし頃の話をしたことで、当時の前向きで強気な気持ちが、よみがえってきたのかなとも感じました。

目の付け所

落選してしまいましたが、倍率的には、最終的に選んだ3つの物件の中で、一番低かったので、目の付け所は合っていたと思います。残り2つの物件は、70倍と60倍近い結果がでていました。

募集戸数が多い物件や、普通だったら住めないような都心地区(新宿や青山)に応募が集中していて、その中でも見晴らしが良い高層階だと更に応募が多かったです。

逆に、足立区、階段がない高層階、リフォームしてない高齢者に向かない物件になると、倍率は低くなっていました。当選が最終目標ですが、階段がない物件だと1階ならまだしも、2階以上では、将来、車椅子生活になるかもしれないので選べません。

民間の住宅

おじいちゃまの年齢を考えると、このまま都営住宅に応募し続けて、生きている間に当選通知が来ることはあるのだろうかと不安になります。これまで15回くらい都営住宅に応募したといっているので、今回16回目の落選です。

今後、民間の住宅も視野に入れて少し探してみる?と聞いてみると、敷金・礼金を改めて払ったり、更新料のことを考えると、民間の住宅は考えたくないといっていました。引越した途端に、当選する可能性もあるので、このまま今のアパートに住み続けて、都営住宅に応募を続けたいということでした。

次回の応募は、5月の初旬です。どうかどうか当たりますように🍀