ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

ヘルプマーク

中古の電気ポットをフリマでゲットしたので、おじいちゃまに報告しました。中古だけど、綺麗に使ってあったので、3000円でなかなか良い買い物ができました我が家にある同じサイズの電気ポットは、コンセントを抜いても給湯できるタイプなのですが、その機能がついてないせいか思ったよりも軽かったので、おじいちゃまにも「意外と軽かったよー」というと、私が住む駅まで遊びに来た時に持って帰るといいだしました。おじいちゃま、いくら軽いっていったって、それは無理だよー😅というと、笑っていました。

ヘルプマーク

病院へ行く時にバスを利用するおじいちゃま。杖をついていても、誰も席を譲ってくれない時が多いといっていたのが気になって、ヘルプマークを持っているか尋ねてみると、ヘルプマークの存在を知りませんでした。

緊急通報システムの胸に下げるペンダントは持ち歩いているそうですが、外出先では使えないものだし、それとは違います。

おじいちゃまに、来週の介護の審査の時に聞いてみるように伝えて、もし持って来てくれないなら、自分で取りに行けばもらうこともできるので、出張所の場所を教えてあげました。出張所は、おじいちゃまの足でも歩いていけるくらいの場所にあります🚶

ストーマは見えない場所についているので、周囲からみたら、ただ腰が悪くて杖をついてるお爺ちゃんくらいにしか見えないんだと思いますが、強直性脊椎骨増殖症という病気だし、ストーマの調子が良くない時も多いので、ヘルプマークをみて席を譲ってくれる人がいたらいいなと思うのです🚌