ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

(自宅訪問)ゴミの山だよ😱

おじいちゃまの部屋は、壁も、棚も、全ての持ち物が、大量の埃と煙草のヤニでコーテンィグされているような状態で、全て捨ててしまいたいくらいの汚さでした😰

ざっと見渡しても、一日で終わる量ではなかったので、できる範囲で不要な物を捨てて、残りは次回に持ち越すことにしました。


参考→おじいちゃまの部屋の間取り

電動ベッドが置いてあって、扉が開かなくなっているクローゼットの上の天袋を開けると出て来た、紙袋やダンボールの空き箱類は、テレビの箱を残して全部処分しました。

分厚い昔の辞典とか、縫いぐるみも捨てました。

いくつもの小ぶりの棚があったので、解体できそうなものは、Yちゃんがドライバーで解体しました。こういう時、Yちゃんは力もあるし、手際が良いので頼もしいです⤴️その中から、使えそうな3段の棚を台所に移動して、一番上に電気ポットを置きました。

他にも書類や空き箱、あちこちにチョコチョコ掛けてあるハンドタオルも、真っ黒だったので捨てました。埃除けだったのかな🤔

未使用の新しい小さなフライパンがでてきたので、使わないのか尋ねると、古いのと取り替えたいというので、台所の下の棚を開けてみると、私でも持てないくらい分厚くて重たいフライパンが2つありました。それも、油でくっついてるのか、底板に張り付いている状態でした😰あとはザルと鍋が少しだけ。物は少なかったのですが、ゴキブリの糞らしきものが一杯ありました😭

物をどけるとゴキブリの死骸がでてきたり、1Kgもあるキムチの空箱がでてきたり、台所は油と、食べ物の染みと、カスがこびりついている状態で、ちょっと拭いただけでは、綺麗にはなりませんでした😔

食器棚とその中の食器も全部要らないと言われましたが、自転車に積んで帰れる量にも限界があるので、次にまわすことにしました。

壊れているというハンディ掃除機、電気代を食いまくるというハロゲンヒーター、壊れた古い電気ポットは、粗大ゴミになるので、Yちゃんが持ち帰って捨ててくれることになりました。

横で、おじいちゃまが、要らない物ばかりだから、どんどん捨てていいと言っていたのですが、高齢者にありがちな「捨てたくない症候群」のことを思ってか、Yちゃんが「捨てると良い事があるよー⤴️」とか「運気も入る隙間がないとやって来ないんだよー⤴️」とか「綺麗にしたら都営も当たるかもよー⤴️」とか、何度も声かけしていました😊

その傍らで私は、何年も掃除されていないこの部屋に、いったいどれくらいのダニがいるのか想像しながら、気が遠くなりかけていました😱

たぶん45Lのゴミ袋に10袋分くらいのゴミを出しました💦

洗浄剤とガーゼ

片付けていると、泡ベーテルFという洗浄液とガーゼの箱がいくつも出てきました。おじいちゃま曰く、定期的に送られてくるけど、使わないし溜まる一方だから、私達にあげるというので、洗浄液の方だけ、Yちゃんが持って帰りました。ガーゼは、ティッシュの代わりに掃除の時に使いました⭕️残りも、次回の掃除の時に使おうと思っています。

要らないならそう言えばいいんじゃない?と言うと、予算が減らされるとかなんとか言ってたので、多分、ストーマーの人に定期的に送られてくる物なんだと思います。

それにしても、高齢者の医療費が増えているといいつつ、一方で、こういう無駄な物をバラまいてるんじゃね😔年間にするとかなりの金額になるのに、私達の税金からでてるかと思うと、げんなりです⤵️

続きます・・・。