ひとりぼっちのおじいちゃま

後期高齢者で身寄りがなくて一人暮らしをしている、おじいちゃんとの交流を綴ったボランティア日記です。

後期高齢者のおじいちゃまと知り合って、身寄りがない高齢者の生活が、どんなに大変か身近に感じるようになりました。出会った頃、孤独死を覚悟していたおじいちゃま。残り少ない人生なのは分かっているけれど、残り少ない人生だからこそ、少しでも楽に、日々の暮らしに楽しさを見出してもらえるよう、手助けできたらいいなと思い交流を始めました。尚、交流記作成にあたって、おじいちゃまの個人的な情報を記載しておりますが、記載の許可は、おじいちゃまにいただいています。

ふたたび携帯故障

ふと思い立って、おじいちゃんちまで歩いて行ってみることにしました。

ドコモじゃなかった

Yちゃんが回転座椅子を持って行ってくれた時、おじいちゃまの携帯電話の機能を確認してくれました。不要な有料機能がついてたら解約してもらおうと思っていたのですが、有料オプションは何もついてなかったそうです。インターネットもメールの機能もなし。

回転座椅子

おじいちゃまの家を訪問した時、床に潰れきった座布団を重ねて、立ったり座ったりしていたので、Yちゃんが自宅で使わなくなっていた回転椅子を持って行ってくれました。亡くなったお婆ちゃんが使っていた物だそうです。私はまだみた事がないので、想像です…

縁起が悪い新年

あけおめ電話が失敗に終わって、作り終わったお正月料理を堪能していた頃、おじいちゃまはというと、大変な元日を迎えていたみたいです💦

あけおめ電話

ふと、おじいちゃまに🌅あけおめ電話🎉をしようと思いつきました⤴️

自宅訪問

昨日の電話でもまだ下痢と腰痛が酷いといっていたおじいちゃま。昼食も散歩も諦めて、もし体調が良ければ夕飯に行こう♪ということにして、午後4時に訪問する約束を取り付けました。 Yちゃんと3人でお茶してから7ヶ月。やっと実現した訪問です😀

具合が悪い日ばかり

電気が点かず薄暗い部屋で暮らしているというおじいちゃま。 外で食事の約束をしても、散歩くらいなら行けるのかなと散歩の約束をしてみても、引きこもりだから家に行く方がいいのかなと訪問の約束をしてみても、約束の日が近づくと、ストーマの下痢が酷くな…

健康食品とか?:ネスレのアイソカルジェリーHC

おじいちゃまは、家にいる間は、テレビをつけっぱなしです。

電気が点かない

おじいちゃまが住んでいるアパートは、とても古いアパートです。大家は、アパートの近くに住んでいて、立ち話をするくらいの関係だそうです。

88才のヘルパーさん

おじいちゃまのところには、火曜日と木曜日の午前中に1時間、ヘルパーさんが来ています。部屋の掃除とか、買い物とか頼んで、1回100円。行政から委託された業者から派遣されてきているそうです。(注1)

お別れにカフェで

今日は、S区でのボランティア最後の日です。おじいちゃまを誘って、Yちゃんと私と3人で、近くのカフェに行きました。おじいちゃまが、よく行っているコーヒーチェーン店です。

最後の約束

S区に通うボランティアが終わる日が近づいてきました。 私たちの事を、毎日見守ってくれたおじいちゃま。 Yちゃんと相談して、最後の日、おじいちゃまと一緒に3人でお茶をすることにしました。

救急車で運ばれる

交流がはじまって1年が経つ頃には、病院に行く日や、検査入院の日があると、事前に教えてくれるようになったので、おじいちゃまの姿が見えない日があっても心配することはあまりありませんでした。

おじいちゃまとの出会い

おじいちゃまとは、2016年3月に出会いました。 ちょうどその頃、Yちゃんと一緒に”とあるボランティア”の真っ只中で、その活動の一環で初めて訪れたのが、おじいちゃまが住むS区でした。